一人で行動する

ひ弱に見える日本人

「なんで日本人は誰かと一緒じゃないと行動できないの?」昔ニュージーランド人の友人から言われた言葉です。以前そのニュージーランド人は日本の僻地に住んでいました。ニュージーランド人の友人のところに数名で遊びに行こうと日本に住む友人達が計画を立ててたらしいです。しかし、ひとりが都合が悪く行けなくなったという事態が起きたのですが、そうするとその方と仲の良かった人が行くことをやめるといい、そうするうちにそのグループ全体がみんな行くことを取りやめにして結局そのニュージーランド人の友人のところに行く計画がなくなったとの事です。聞くところによるとこの様なことが何度かあったらしく、それで最初に書いた様なことを私に聞いてきました。

私自身オークランドというニュージーランドで一番大きな都市で仕事をしていたのですが、その時に観光で来ていた日本人を見ていて感じたことがありました。ひとりで旅をしている人は性別関係なくなんとなく力強い芯のある様なエネルギーを感じるのですが、三人以上のグループになると極端に弱々しく感じてしまいとてもその事が不思議でした。それと必ずしも全てという訳ではありませんが、ひとりでいる人は礼儀正しく振る舞う人が多いのに対して、複数で行動する人は場や周りのことを考えずうるさかったりするなど、モラルが著しく低下する傾向がありました。

海外に行っても

一人で行動することと、複数で行動することの違いは、一人では海外という土地に外国人としてそこに存在している為、その国に対して敬意を払う様になったり、新しい発見をしようという意識が働いたり、現地の人と交流をして人生の経験を増やそうという状態になったり、場合によっては危険に対しての意識が働いたりすると思うのですが、これが複数の日本人仲のいいグループで海外に行くとそこは外国という土地であっても、何かあっても誰か友人が助けてくれたり、話し言葉はずっと日本語ばかり、そして現地の人との交流もひとりの時に比べ大変薄いものになる事が多いので日本にいるのとなんら変わらない状況が出来上がるのではないでしょうか。海外旅行はもちろん友人達で行く楽しみもあるとは思いますが、私としてはせっかく海外という知らないことばかりの土地へ行くのであれば、一人で渡航し全てにおいて自分で責任を持ち、現地で様々な交流をしたりして、人生の経験値をあげて欲しいなと思います。

自分に責任を持たない傾向が

常に複数で行動する傾向のある人の多くは先に書いた事につながりますが、自分で意思決定をする事ができなかったり、責任を誰かのせいにしたり、大人数でいるときは自分たちの世界に入り込み周りの人への迷惑を考えなくなったりする傾向が強いかもしれません。そして、自分から新たな体験を積極的にしないことで考え方が固着して視野が狭くなったり、偏る可能性もあります。海外へ行った時にその土地を様々な角度から感じる事で、そこに住む人々の考え方や習慣、風習に対し理解が進むかもしれません。そして、その様な理解をするということを通して、世界の平和や人々との関係性を素晴らしい物に変えていくきっかけになるのではないかと思います。

一人で行動してみる

せっかくの海外旅行、自分たちだけの日本という環境を外国に持ち込むのではなく、私たちが外国人としてその土地を思う存分感じて見ることはその後の人生において大きな意味を持つのではないでしょうか。人は急に変わるのは難しいのでいきなり海外でそういう行動をいきなり取ることはハードルが高いと思いますのでまずは、日本国内で一人で積極的に出回ってみるということを初めてみてはいかがでしょうか。

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