鏡は先に笑わない

とにかくまずは笑おう

とりあえず笑いましょう。アホになりましょう。相談事をいただいた時によく使うフレーズです。問題だ問題だと頭の中でその問題についてぐるぐる同じことばかり考えていると、その問題が余計に固着して解決策が見えにくくなります。こんなアドバイスを聞いても苦しい状況で、意味もなく笑う事はできないと反応する方もいらっしゃいます。しかし、その状況で笑う事で、脳は笑っている理由を逆に探しだし、問題の解決策を浮かばせてくれたりします。何かを考えることでその反応が表情や体のさまざまな場所に反応を出しますが、逆に表情を変えたり体の動きを変えることで脳に影響を与えることもできるんです。

リラックスした時に

いろいろ悩んで考え事をしていてなかなか解決策やイメージが湧いてこなかったのに、トイレやお風呂でホッとした瞬間やボォーっとした瞬間にアイデアが浮かんだと言う経験をされたことのある方も多いと思います。笑っている状況やホッとしている状況は、苦しんでいる状況とは全く違った意識状態ですので、苦しんでいるときは苦しむ為に相応し行ことが、笑っていれば笑うために相応しい出来事が起こる様になります。問題から目を背け逃げようとすると問題がさらに大きくなったり、逆に問題に対して果敢に立ち向かおうとしたら、腰が抜けるほどあっさり解決してしまったと言う事例もいただきます。

きつい時だからこそ

周りに起こる出来事に対してただ無意識に感情的に反応するのか、それとも元気な心、楽しい心の状況を意識的に作り反応するのかでは、その後の展開に大きな差が出てきます。しかし、大きな問題の渦中にいるときはその様なことを考える余裕もなくなるかもしれません。笑おうと思ってもなかなか笑えないかもしれません。しかし、そう言う時だからこそ起こった出来事にそのまま反応するのではなく意識的に笑っていただいたり、問題以外のことを考えて一度問題から意識をずらしてみていただきたいと思います。これは問題から逃げると言う行為ではなく意識的に前向きに問題を解決するためのプロセスです。

個人でも会社でも

会社や集まりで会議をする場合でも、真剣に険しい顔をしながら意見を出し合うのか、わいわいみんなで笑顔で前向きな意見を出し合うのか。この両者から出てくる意見は全く異なってくるでしょう。前者は誰かの意見に対し代表者や役職が上のスタッフや、常日頃発言の強いスタッフが、自分の意に沿わない発言に対して批判をして潰しにかかり、一般的に正し意図される意見や立場が上の人の納得する正論的な意見だけしか上がらず、それ以外の発言をしにくい雰囲気を作り本当にいい意見は出てこなくなるかもしれませんし、逆に後者の場合はどんな意見を言っても許されると奇想天外な意見や個性的な意見、他の会社や団体が出していないアイデアが出てきて、ピンチを切り抜けられたり、大きな結果を残せる様になるかもしれません。

個人であれ、集団であれ意識的に楽しい雰囲気を作ることでその後に起こる出来事に大きな影響を及ぼすと言うことを覚えてていただければなと思います。そうは言っても習慣化されるまではなかなか笑うことを継続するのは難しいでしょうから、目に見えるところに紙に書いて貼っておいたり、スマホの待ち受けに出る様にしておいたら何かあるたびに目につくと思いますので、やってみられたらいいと思います。

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